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ページの最終更新日時: 2024年5月1日

ウォレットの追加

私たちは、ユーザーが確信を持ってイーサリアムを使えるように、豊富な機能を持つ様々なウォレットを確実にカバーしたいと思っています。

誰でもethereum.orgへウォレットの掲載を提案することができます。 私たちが見逃しているウォレットがあれば、ぜひ提案してください!

誰でも新しいウォレットの掲載を提案することができ、 以下に掲載されます。

  • ethereum.org/wallets/find-wallet/
  • ethereum.org/wallets/

イーサリアムのウォレットは、急速に変化しています。 公正なフレームワークの作成を試みていますが、掲載基準は時間と共に変化し、進化する場合があります。

基準のフレームワーク

掲載基準: 必須条件

  • セキュリティテストがされていること - 監査、内部セキュリティチーム、オープンソースのコード、またはその他のどの方法であれ、ウォレットのセキュリティが信頼できること。 ユーザーへのリスクが軽減されると同時に、セキュリティを真剣に受け止めている証拠となります。
  • ウォレットが半年以上「稼働」しているか、実績の評判が良いグループによってリリースされていること - これもセキュリティの指標です。 半年は重大なバグや脆弱性の発見に適度な期間です。 プロジェクトとして、即座に破棄されたフォークを除外するのに半年をお願いしています。
  • アクティブなチームによる活動 - 品質を確保し、ユーザーが質問に対するサポートを得られるようにすることに役立ちます。
  • 情報の誠実性および正確さ - プロジェクトが記載するすべての内容は、誠実で正確な情報が含まれること。 虚偽の情報が含まれる、例えば、実際にはそうではないのに製品を「オープンソース」と定義している場合、製品は削除されます。
  • 問い合わせ窓口 - 変更が行われたときに正確な情報を得るには、ウォレットの問い合わせ窓口が非常に役立ちます。 今後の情報を収集する際に、ethereum.orgが常に最新で管理しやすい状態に保たれます。

その他の基準: 任意項目

  • グローバルにアクセス可能 - ウォレットに、特定の人々がサービスにアクセスすることを除外する地理的制限や本人確認要件がないこと。
  • 複数の言語で利用可能 - ウォレットが複数の言語で翻訳されており、世界中のユーザーがアクセスできること。
  • オープンソース - プロジェクト全体のコードベース (モジュールだけではない) にアクセスでき、より広いコミュニティからPRを受け入れられること。
  • ノンカストディアル - ユーザーが自分の資金を管理すること。 製品がなくなっても、ユーザーは引き続き資金にアクセスして移動できること。
  • ハードウェアウォレットのサポート - ユーザーがトランザクションを署名するためにハードウェアウォレットを接続できること。
  • ウォレット接続 - ユーザーがウォレット接続を利用してDappに接続できること。
  • イーサリアムRPCのインポート - ユーザーが、ノードのRPCデータをインポートして、選択したノードまたは他のEVM互換のネットワークに接続できること。
  • NFT - ユーザーが、ウォレットにあるNFTを表示したり、やり取りができること。
  • イーサリアムアプリケーションへの接続 - ユーザーが、イーサリアムアプリケーションに接続および使用できること。
  • ステーキング - ユーザーが、ウォレットを通して直接ステーキングができること。
  • スワップ - ユーザーが、ウォレットを通してトークンをスワップできること。
  • マルチチェーンネットワーク - ユーザーが複数のブロックチェーンネットワークにデフォルトでアクセスすることを、ウォレットがサポートしていること。
  • レイヤー2ネットワーク - ユーザーがレイヤー2ネットワークにアクセスすることを、デフォルトでウォレットがサポートしていること。
  • ガス代のカスタマイズ - ユーザーが、ウォレットでトランザクションのガス代をカスタマイズできること (ベースフィー、プライオリティフィー、最大フィー)。
  • ENSのサポート - ウォレットでユーザーがENS名を使ったトランザクションの送信ができること。
  • ERC-20サポート - ウォレットでユーザーがERC-20トークンコントラクトをインポートしたり、ERC-20トークンのクエリや表示を自動で実行したりできること。
  • EIP-1559 (タイプ2) トランザクション - ウォレットがEIP-1559 (タイプ2) トランザクションをサポートしていること。
  • 暗号資産の購入 - ユーザーが暗号資産を直接購入して開始することを、ウォレットがサポートしていること。
  • 法定通貨での売却 - ユーザーが直接カードや銀行口座に法定通貨で売却や引き出しを行うことを、ウォレットがサポートしていること。
  • マルチシグ - ウォレットがトランザクションの署名にマルチシグによる署名をサポートしていること。
  • ソーシャルリカバリー - ウォレットがガーディアンをサポートしており、シードフレーズを失くしてしまった場合、ユーザーはこれらのガーディアンを使ってウォレットを回復できること。
  • 専任のサポートチーム - ウォレットに専任のサポートチームがあり、問題があった場合にユーザーがサポートを受けられること。
  • 教育リソースまたはドキュメント - 製品にユーザーを支援し教育するオンボーディングエクスペリエンスがあること。 もしくは、記事や動画などの使用方法コンテンツのエビデンスがあること。

ウォレットの追加

ethereum.orgにウォレットの追加をご希望の場合は、GitHubでイシューを作成してください。

問題の作成(opens in a new tab)

メンテナンス

イーサリアムの流動的な性質により、チームと製品が現れては消え、イノベーションは毎日起こっています。そのため、下記のようなコンテンツの定期的なチェックを実施しています。

  • 掲載されているウォレットと分散型アプリ(Dapp)すべてが、引き続き基準を満たしているかどうかの確認
  • 現在掲載されている製品よりも、多くの基準を満たす製品の提案がないかの確認

ethereum.orgは、オープンソースコミュニティによって維持されており、最新の状態に保つためにコミュニティの力を借りています。 掲載されているウォレットに関する情報に更新が必要であることに気付いた場合は、 イシューを作成(opens in a new tab)するかプルリクエスト(opens in a new tab)をしてください!

利用規約

利用規約も参照してください。 ethereum.orgの情報は、一般的な情報提供のみを目的としています。

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